人間関係について

2012年08月17日 22:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
図書館で借りた本「バシャール2」を読んで響いたところをメモ。

P.204 より引用
それでは魅力、引きつけるということについて話してみましょう。

自分がなにかの人間関係に引きつけられる、あるいは人間関係を自分に引き寄せるときの基本的な事柄です。

もう一度思い出してほしいのは「あなたの波動があなたの現実を創りだす」ということです。


皆さんはこの社会の中で、自分は人間として半人前だということを、よく学んできたようです。

ですから、たくさんの人達が外を歩きながら「自分は完全ではないのだ」という波動を出して、完璧な人を見つけようと目を外に向けています。

実は、自分自身が完全な存在だということを忘れています。


最初の実習でやったように、あなたが誰であれ、自分の中に男性エネルギーと女性エネルギーの両方を持っています。

そのふたつのバランスがとれたときはじめて、本当に完全な波動を持つことができます。


自分が完全でない、どこか欠けていると思って歩きまわっていると、だいたい同じような考えを持った人を引きつけます。

どこか自分の理想には足りない人が自分の目の前に現れて、その人に引きつけれられ「あなたは自分のことを完璧ではないと思い込んでいますよ」と教えられます。


たくさんの人達が自分のことを「犠牲者」だと思っています。

人のものを全部背負って、次から次へと人間関係を渡り歩きます。

そして自分はどこかおかしいに違いない、と思い込み始めるのです。

そういった人の人間関係には「自分はなにかが間違った人間だ」ということが反映されます。人間関係は、自分の中の、完全でないと思い込んでいる部分を反映して見せてくれるのです。

ということは同時に、自分がその部分を変えられるということです。

否定的な状況が人生の中に起こったからといって「こんなところで引っかかっていて、お前は本当にどうしようもない奴だ」と言われているわけではないのです。いまあなたが自分のことをどう思っているかを鏡として照らし出し、反映してくれているだけなのです。

自分でそれがいやなら変えられます。

その機会を与えるために、見せてくれているだけなのです。


社会の中でいろいろなことを学び、ある思い込みをもつことで、皆さんは次のようなことをやっています。

自分の期待を裏切るような人達に、何人も何人も出会うことによって、やっと自分が誰であるかを見つける、というやり方です。

「排除法」で、これも違うあれも違うとやって、最後の最後でやっと自分を見つけることを許してあげるという「疲れる」やり方です。


いままでの人間関係を振り返って「あれは自分ではなかった」「これも自分ではなかった」「だからこれが本当の自分に違いない」と思います。

もしそれをやるのが本当に好きだったら、残りの人生のすべて、それをやることもできますし、次に生まれ変わったときにも、またその次に生まれ変わったときにも続けることができます。

しかし、その代わりに、いまここで自分はどうなりたいのかということを見ることもできるのです。


自分でない部分を見たくてたくさんの人間関係を創っていくのは、本当の自分を忘れてしまったときか、本当の自分に直面するのが怖いときです。


宇宙は常にバランスを保とうとします。

自然はあなたとは「バランスがとれたあなた」です。

自分のバランスがとれていないとき、宇宙はそれを知らせるために、いろいろなものを創って見せてくれます。


自分自身を完璧と見ていないとき、外に完璧なものを探そうとするときは、充実した満足のいく人間関係は手に入りません。

とても面倒な人間関係をもたらします。

本当に満足して、充実しているとき、それを反映するような人間関係を引きつけます。


しかし、自分が本当にワクワクすることをやっているときでも、まだいろいろ学ばなくてはならないような人を引きつけることがあります。

そうすると、あなたは自分にこう聞くかもしれません。

「これだけワクワクしているのに、この人はなにを見せてくれようとしているのだろう?」と。

ただ、ときには、他の人がワクワクした状態を探すための手伝いをすることに、あなたが同意している場合があります。

あなたがその人を引きつけて「輝けるモデル」としてのあなたを見せてあげるときがあるのです。

もしくは逆に、他の人があなたを引きつけて、「こういう人になりたい」と思うようなモデルを見せてくれる、ということです。


そういう人間関係がきたとき、それを否定的に見てしまうと「あなたは私には値しない」とか「私はあなたには値しない」というような言葉が出てきてしまいます。

でも、自分と似た波動しか寄ってこないのです。

どこかで同意ができているのです。

ですから、そのときの自分に一番いい人が引き寄せられてきているのだということを覚えておいてください。

だからといって、それがたったひとり、特定のひとりであるとは限りません。

ときによっては同じようなレベルで、ひとり以上の人と関係ができることがあります。


私たちの世界では、すべての人間関係は相互に、包括的に働きます。

皆を啓発するように働きます。

除外するようには働かないのです。


次に言うのは非常に大切なポイントです。


すべての人間関係は、統一性を持って直面するとき啓発し合います。

ひとつの人間関係、もしくは多数の人間関係でも、秘密を持っていたり、正直に相対さない場合、排他的な人間関係になります。

あなた自身がハートをオープンに、コミュニケーションをオープンにして、正直に付き合っているとき、すべての人間関係はより活気づく方向に行きます。

いろいろな人間関係の中で、なぜそういうことが起きているのか、自分で、はっきりと分かります。

人間関係はヒントの出し合いっこ。

そう見るとどんな人間関係にも感謝できる。

嫌な奴役をやってくれたひとには特に感謝してもいい。

だから、一緒に人間関係を創造してくれる(た)すべてひとに。

「あなたがいてくれて、ありがとう」
この記事へのコメント(0)
お名前: [必須]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須]

認証コード: [必須]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック(0)
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。